ファイヤーボックスナノで犬と外遊び|アルストと焚き火
ファイヤーボックス ナノストーブ(FireBox Nano Stove)は、犬と過ごす外遊びに欠かすことの出来ない、使えば使うほど愛着が増すウッドストーブです。
そのコンパクトな形状から想像出来ないほど、使い勝手が良く、焚き火や固形燃料、アルコールストーブなどの五徳に使うことができ、小さいながらとても豊かなひと時を演出してくれます。
・小さく簡単でさっと使える
・アルコールストーブで便利
・小さな焚き火が楽しめる
ファイヤーボックス(FIREBOX)とは?
FIREBOX社はアメリカで40年の歴史を誇るアウトドアブランドです。
創業者のスティーブが、自然豊かな荒野で家族とキャンプしたり、釣りをしたり、FireBoxを使った料理を楽しむ様子をYouTubeチャンネルにしています。
この動画に出てくる犬とヤギ(名前はアッシュ、ジュニ、ビル、レヴィ)は、本当にお利口でいつも感心させられ必見です。
ファイヤーボックス ナノ(FIREBOX Nano)とは?
ファイヤーボックスナノは、小枝、炭、固形燃料、アルコールバーナーなどを用いることができるアメリカ製の折りたたみアウトドアストーブです。
チタン製とステンレス製があって、チタン製の重さはたったの113gで、ステンレス製であっても170gととても軽く、折りたたむと信じられないくらいに薄くなって、その薄さは6mm程です。
ファイヤーボックスナノはちょうつがいが使われており、面倒な組み立て必要がなく気軽に使うことが出来ます。
ファイヤーボックスナノの特徴
小さくて軽い
素材 | チタン | ステンレス |
サイズ | 幅:8cm、高さ:12cm | 幅:8cm、高さ:12cm |
収納時 | 幅:0.6mm | 幅:0.6mm |
重さ | 113g | 170g |
チタン製とステンレス製の重さの違いは約50gで価格差は5千円程です。
歪んだ台形
真四角ではなく少し歪んだ台形をしてるのですが、上からの加重に強く剛性を出すために研究された形状で、重い鍋を載せても安心して使用することができる特許デザインになっています。
ファイヤーボックスナノのデメリット
値段が高い
ファイヤーボックスナノにはチタン製とステンレス製があり、特にチタン製の値段は単体でも1万円を超えますので、この小ささから受ける印象からすると、やはり高いと感じてしまいます。
巷には、形は変われど様々な類似製品が販売されていて、かつ、価格もずっと安いものが多くあり、実際の使い勝手においても特に劣るものでもないと思います。
所有する喜びだとか、満足感だとか、ここはもう拘りの世界に入ってきてしまいますね。
ステンレス製はお手頃
この価格をどう捉えるかなのですが、ステンレス製であれば、チタン製より安く、単体では1万円以下で購入できますので、素材に拘りが無いのでしたら、これも良い選択だと思います。
チタン製はやはり魅力
僕は既に持っているキャンプグッズからチタンの良さを実感していたのでチタン製を購入しましたが、実際に手にした今でも、やはりチタンを選んで良かったと思っています。
買うときは、確かに値段は気になるものですが、買ってしまえば、それよりも愛着を持てるギアなのかといったことの方が、長く使う上で重要になってくるではと思います。
座りが悪くがたつきがある
脚が4本ありますが、折られている確度が微妙に違うのか、平らなテーブルの上に置いたときに、多少のがたつきを感じます。
ペンチで調整すれば済みますが、この辺りの作りは日本製とは違うポイントなのだと感じます。
ただ、こう言った多少目をつぶる部分があったとしても、製品自体にはとても魅力を感じますし、made in USAだからか許せてしまうのか、買ってよかったと思わせてくれるそんな製品です。
やっぱり風防は必要
アウトドアでは、たまに無風の日もありますが、ほとんどの日は風が吹いています。
ファイヤーボックスナノをアルコールストーブで使うときには、その構造が風防の役割もしますが、上部には隙間があって風の影響を受けてしまいますので、やはり風防は必要だと思います。
firebox nanoの高さは12cmですので、この高さに対応した風防があると便利で、僕は高さ13.5cmの安い風防を持っているのですが、いつもバックパックに入れておくようにしていて、重宝しています。
ファイヤーボックスナノのメリット
小さく簡単でさっと使える
firebox nanoは面倒な組み立てが一切必要なく、開けばさっと使えて、片付けるときは、ただ折りたたむだけというシンプルな構造です。
使う頻度が高くなるギアというのは、構造がシンプルで手間が掛からず簡単だということがポイントなのだと思います。
firebox nanoは、ナノというだけあって、とても小さなサイズなのですが、だからこそ、バックパックに入れっぱなしにしておけて、いつでも使えるギアなのです。
アルコールストーブで便利
エバニューのアルコールストーブスタンドを既に持っていて、似たようなギアになるため、迷っていたのですが、購入して大正解でした。
アルコールストーブとしては、trangia(トランギア)も持っているのですが、このfirebox nanoはトランギアにとても良く合います。
そもそもトランギアに合うように設計されているのか、2本のピンが付いていて、高さ調整も出来るようになっています。
このfirebox nanoとtrangiaアルコールストーブ、そしてエバニューのスタンドセットは、これからもずっと使っていきたいと思わせてくれる本当に愛着の湧く可愛いいグッズです。
小さな焚き火が楽しめる
巷で売られている大きな薪を使うのでは無く、落ちている小枝を使って、小さな焚き火を楽しめることが魅力だと感じます。
これもエバニューのアルコールスタンドと被りますが、それぞれ甲乙つけ難い魅力があって、両方持っていて損はないと思います。
firebox nanoは下部に2つの高さが違う穴があいていますが、ここから入れる木がぶつかり合わないよう、干渉し合わないように、とても良く設計されています。
大きな薪で豪快に焚き火を楽しむのも良いですが、小川に落ちている小枝を拾って、愛犬を待たせず、さっと楽しめるのが良いのです。
小枝だと燃え切るまでに時間もかからず、灰も少なく後片付けも楽ですので、普通なら大袈裟になってしまいがちな焚き火ですが、本当に手軽にできるのがfirebox nanoなのです。
まとめ
バックパックやポケットからサッと出して、アルコールストーブか、小枝を拾って焚き火をすれば、気軽にコーヒーを淹れたり、ラーメン食べたりできます。
今やコンビニでも美味しいコーヒーを飲めますし、ラーメンもお店で食べる方がそれは美味しいですが、自然の中で愛犬と過ごす時間の中で作るコーヒーやインスタントラーメンが、それでも格別で、そんな時間をファイヤーボックスナノが選出してくれるのです。