評判のイワタニジュニアバーナー｜愛犬と簡単デイキャンプ

2022年4月7日

イワタニのジュニアバーナーは評判の良い定番製品のため持っている方も多いと思いますが、やはりコンビニなどで手に入るカセットガスが使えるのは魅力的で、とても使い勝手の良いバーナーです。

僕はアルコールストーブより時間をかけた料理をしたい場合に、このジュニアコンパクトバーナーをバックパックに詰め込んで愛犬とデイキャンプに出かけています。

カセットガスでは定番のバーナーですが、やはり使ってみるとその良さを実感できるおすすめ製品です。

イワタニ（Iwatani）とは？

イワタニ（岩谷産業）は、1930年創業の本社が大阪にある家庭用、産業ガス専門商社です。

「世の中に必要な人間となれ、世の中に必要なものこそ栄える」という企業理念のもと、暮らしや産業に多様なガス＆エネルギーを届けています。

イワタニジュニアバーナーとは？

イワタニのジュニアコンパクトバーナーは燃料がカセットガスのため手軽に扱える評判の良いバーナーです。

高熱効率で高い加熱能力があるため、1Lの水を約4分で沸騰させることができます。

風防兼用ゴトク構造のため風にも強く、アウトドアで活躍する定番バーナーです。

イワタニジュニアバーナーの特徴

カセットガスが燃料

ジュニアコンパクトバーナーの最大の特徴は、カセットガスが使えるところです。

特に登山ではOD缶と言われるガス缶が使われることが多いと思いますが、高所などで氷点下の過酷な環境になり難いキャンプではホームセンターやコンビニで売られているカセットガスが使えるバーナーの方が扱い易いですね。

イワタニの純正品にはイソブタンの比率を高め気化し易くされた低温時対応のガスもあり、通常のレギュラーガスだと厳しい場所ではこちら選択すると良いと思います。

連続燃焼時間

約120分（イワタニカセットガス使用時）  約40分（イワタニカセットガスジュニア使用時）

コンパクトにケースに収まる

専用のハードケースが付いていてコンパクトに収納できます。

このケースはプラスチック製で頑丈にできていますので、多少手荒に扱っても安心で、無造作にバックパックに押し込んでおくこともできて、気を使わずに手軽に持ち運ぶことができます。

本体サイズ	155（幅）×155（奥行）×127（高さ）mm
収納サイズ	82（幅）×68（奥行）×109（高さ）mm
重量	約274g
材質	本体：アルミニウムバーナー、ごとく・脚・風防：ステンレス

便利なワンプッシュ自動点火

ガス栓をくるくる回して少しずつ開いて、シューと小さい音が聞こえてきたら、スイッチをワンプッシュですぐ着火します。

もしスイッチで点火できないときは、ライターなどでつけることもできます。

念の為にライターは持ち歩いてますが今まで使ったことはなく、自動点火は楽で便利な機能です。

イワタニジュニアバーナーのデメリット

展開と折りたたみに手間取る

コンパクトにするために仕方がないのかも知れませんが、展開と折りたたみに手間取ることがあります。

4枚の五徳と3本の脚の部分を、使うときに展開し、使い終わって収納するときに折りたたむことになります。

ここが微妙に面倒くさいポイントで、慣れますのでほんの一瞬のことなのですが、特に脚の部分で手間取ることがあったります。

五徳の安定性が良くない

五徳が平らでなくギザギザな段差があって斜めになっているため、安定性はあまり良くないです。

慣れないうちは注意してクッカー類は扱った方が良いですね。

製品説明では18cmの鍋（鍋底が16cm以下）まで使用可能となっています。

ただ焼き網などを使えば安定し安心して使用できます。

アルストのコンパクトさには負ける

イワタニジュニアバーナーはとてもコンパクトです。

ただ、アルコールストーブはさらに小さく、クッカーの中にパッキングして持ち歩くことができますので、できるだけ荷物を少なく軽くしたいシュチュエーションではアルストを選択することが多くなってしまいます。

カセットガス自体もそれなりに大きいですからね。

ただ、最近コンパクトで軽量なモデル（FORE WINDSマイクロキャンプストーブ）が販売されましたので、コンパクトさを求める場合には有力な選択肢になると思います。

イワタニジュニアバーナーのメリット

とてもコンパクト

アルストとの比較でデメリットポイントとしてしまいましたが、イワタニジュニアバーナーはとてもコンパクトです。

確かにもっと小型で登山などに適した製品もありますが、各種バーナーの中でも小さい方なのではないでしょうか。

４枚の五徳部分と３本の脚の部分を折りたためて、付属の専用ハードケースにすっぽり収めることができます。

手頃なカセットガス（CB缶）が使える

日本国内でカセットガスが手に入らないことは考えにくく、燃料の入手性が抜群に良くてかつ安価に購入できるのはとても大きなメリットです。

コンビニ、スーパー、ホームセンター、100円ショップなど、もしキャンプ場に行く途中で忘れてしまったことに気づいたとしても、手軽に手に入れられる点は非常に大きいです。

豊富な他社製オプションが嬉しい

本来オプションとは言わないのかも知れませんが、イワタニではない他社がジュニアバーナーに合わせたオプション製品を多く販売しています。

僕はバーナーパット（FUTUREFOX製）と遮熱板（MVOWIZON製）を購入していますが、どちらもジュニアバーナーにちゃんとフィットしますので、より使い勝手が良くなります。

類似製品も多くありどれが良いか悩まされる点でもありますね。

イワタニジュニアバーナーのまとめ

さっとお湯を沸かしてカップラーメンを食べたりコーヒーを飲むならシンプルなアルコールストーブを使い、少し時間をかけて煮込み料理やご飯を炊いて食べるようなときにはこのジュニアコンパクトバーナーを使い、泊りがけのキャンプであれば安定性が高いカセットフータフまるJr.を使うといった大枠での使い分けを僕はしています。

実際には愛犬が待ちくたびれて痺れをきたすため、長い時間料理して食事を楽しむということはできないのですが、カセットガスさえあれば火が消えてしまう心配のないイワタニジュニアバーナーはアルコールストーブよりはゆっくりと料理ができるため、週末の外遊びでアルストと同じく出番が多いギアとなっています。

現在のキャンプブームを反映してか、他にもSOTOなどの評判の良いガスバーナーが数多く売られるようになり、どちらかというとお洒落な感じとは逆方向のメカニカルで無骨な感じが漂うイワタニジュニアバーナーですが、そんな媚びてないところが可愛いく気に入っていて、ずっと長く使っていきたいと思わせてくれる魅力的なバーナーです。