ナノパフを普段着にフル活用|愛するパタゴニアで犬と外遊び
パタゴニアのナノパフジャケットは、ダウンジャケットのようにかさばらず、驚くほど軽く、そして何より洗濯ができるため、本来なら登山やクライミングで本領を発揮するインサレーションです。
使い勝手の良さから愛犬との外遊びに普段着として着る機会が自然と多くなってしまう、そんな愛しきジャケットです。
パタゴニアの大定番ですが、着れば着るほどその理由を実感できる、おすすめ製品です。
・とても軽い
・洗濯ができる
・コンパクトに収納できる
パタゴニアとは?
1973年にカリフォルニア州ベンチュラで創業されたアウトドアブランドです。
デザイン性の良さ、品質の高さ、環境問題に対する取り組み、フレキシブルな働き方など、とてもファンが多いブランドです。
僕も大好きなアウトドアブランドです。
パタゴニア・ナノパフジャケットとは?
ナノパフジャケットはパタゴニアの大定番の製品で、保温性と防風性と耐水性を備え世界中のアウトドアズマンから愛されている化繊インサレーションです。
驚くほど軽量で、コンパクトに収納可能で、リサイクル・ポリエステル100%のインサレーションをリサイクル・ポリエステル100%のシェルと裏地で包んだフェアトレード・サーティファイド(購入賃金が発展途上国の労働者たちに送られる)の縫製が採用されています。
パタゴニア・ナノパフジャケットの特徴
長く着用できる安心と信頼
パタゴニアは自社製品の修理を行っているため、同じ素材で修理をしてもらえますし、もしも同じ素材がない場合は類似素材を使用して強度や機能性を保てるように最善の対応をしてくれます。
一つひとつのウェアを長く着用できるように配慮されたサービスは安心と信頼に繋がっています。
リサイクル素材で環境配慮
ナノパフに使われているのは「プリマロフト・ゴールド・インサレーション・エコ」という素材で原料には消費者から回収されたリサイクルポリエステルを100%使用しています。
また、パタゴニアとプリマロフト社が共同開発した新しい製造技術P.U.R.E(Produced Using Reduced Emissions)を導入することで二酸化炭素排出量をこれまでの52%も削減しています。
濡れても保温性が保たれる
ナノパフには「プリマロフト」と呼ばれるアメリカ軍が寒冷地の防寒着に採用していた人工羽毛が使われています。
プリマロフトは保温性に優れ、柔らかくて軽く、羽毛のような素材なのが特徴で、さらに羽毛にはない撥水性も兼ね備えています。
ダウンジャケットは濡れると保温性を維持することができないため羽毛が乾くまで待たなければなりませんが、プリマロフトは濡れても高い保温性が保たれます。
パタゴニア・ナノパフジャケットのデメリット
値段はやはり高い
最近はユニクロなどで数千円で安くて機能的なダウンジャケットも売られていますので、2万5000円以上するナノパフの値段をどう捉えるか難しいところですが、やはり高いといえば高いですね。
ただ、パタゴニアの大定番と言われるナノパフ、実際に購入して着てみて共に過ごす時間が長くなればなるほど、他では変えられない価値を実感できるのではないかと思います。
決して暖かくはない
厳冬期に限るとするとナノパフはけっして暖かくはないです。
他のパタゴニア製品ならダウンセーターやマイクロパフの方がずっと暖かいです。
フリースのようにかさ張らなく重ね着はしやすいので、本当に寒い時期はナノパフの上にアウターを着込む必要はありますね。
暖かさはほどほどですが、それを超越した魅力を感じている方々がセレクトしているのだと思います。
デザインいたってシンプル
ナノパフの形はいたってシンプルで、味も素気もないデザインとも言えるかも知れません。
人それぞれ好みがありますのでなんとも言えませんが、シンプルな故、飽きがこない長く愛用できるデザインとも言えます。
中綿がありながらも厚すぎないため見た目もすっきり着こなせますし、アウターとしてだけではなくインナーとしても使用できるので活躍シーンはとても幅広いです。
パタゴニア・ナノパフジャケットのメリット
とても軽い
サイズや種類にもよりますが、ナノパフは僅か300g程でとても軽いです。
軽さが重要になる登山やトレッキングをするわけではないため、そこまでこだわるポイントでは無いかも知れませんが、犬とそれなりの距離を歩きますし、ちょっとしたアップダウンのある野山にも行きますので、やはり軽いという理由だけで、手に取る機会が多くなります。
着ていることが負担にならない、そんなポイントがナノパフに対する愛着が増していく要因なのだと思います。
洗濯ができる
こちらがいくら大事に扱おうをしても、愛犬はお構いなしにペロペロ舐めたり、くわえて引っ張ったりしますし、雨で濡れたり、泥んこや草まみれになった彼を抱きかかえることも頻繁にあるため、どうしても汚れていってしまいます。
ナノパフが家の洗濯機で洗えることは大きな魅力で、躊躇なくどんどん着れますし、それが選ぶ理由になっています。
コンパクトに収納できる
コンパクトに圧縮して外出時に携行できる服は多くありますが、今まで何着か収納袋を失くしてしまった苦い経験があるため、収納袋が別になっていなく、胸の内ポケットの中に収めることができる点が良いのです。
バックパックの中に潜ませておけば、野山で愛犬と遊んでいて急に寒くなったときなど、臨機応変に対応することができるため、とても重宝しています。
パタゴニア・ナノパフジャケットのまとめ
以前は冬のアウターはダウンジャケットが良いと思い800フィルパワーなどといった如何にも暖かそうなダウンの服を選んで着ていました。
本当に寒い厳冬期は確かにそういったダウンジャケットに越したことはないですが、嵩張ることや取り扱いに気を遣う必要があることをネックに感じていました。
パタゴニアの「ナノ・パフ・ジャケット」は化繊インサレーションの定番です。
ダウンのように「とても軽く」、軍配はやはりダウンに上がってしまいますが「十分温かく」、それでいてダウンの弱点である「雨や雪などの濡れ」に対する強さを持ち、たとえ汚れても「ガシガシ洗濯ができる」ことなどが多くのファンを魅了している点なのだと感じます。
愛犬との外遊びを着るモノでも楽しみたい僕は本来なら登山で愛されるパタゴニアのR2やフーディニといった製品、そして、このナノパフを気分や気候に合わせて選択し普段着として活用しています。
犬が舐めたり、噛んだり、泥で汚れたり、雨に降られたりして、普段着と言いつつ酷使されることとなるのですが、それでも洗濯すれば何度でも復活するナノパフは、冬に使える頼もしいアウドドアグッズになっています。