GEAR MISSIONで犬とキャンプ|愛着湧くトヨトミストーブ
販売初日に売れ切れてしまうストーブ。それがトヨトミのGEAR MISSION(ギアミッション)。
昨今のキャンプブームが後押ししているのか、実際に僕自身が公式サイトで購入した瞬間に売れ切れ表示になってしまうという人気ぶりを目の当たりにしたストーブです。
・燃費が良い
・安心して使える
・所有欲を満たすデザイン
トヨトミ(TOYOTOMI)とは?
トヨトミは石油ポータブルストーブが国内市場で約40%のシェアを持つ1949年7月創業の会社です。
海外でも北米・ヨーロッパを中心に中南米・オセアニアから中近東・東南アジア諸国などでトップシェアを保持しています。
GEAR MISSION(ギアミッション)とは?
遊びも暮らしも妥協しない大人のためにタフなデザインに仕上げた特別モデルGEAR MISSION(ギアミッション)は2019年に登場したシリーズです。
そのコンセプトは『インドアもなく、アウトドアもなく、冬を楽しむすべての人たちへ、朝もなく、夜もなく、いつまでも遊び心あふれるストーブを、GEAR MISSIONはあなたを退屈させない唯一のストーブ』です。
GEAR MISSION(ギアミッション)の特徴
3つのタイプがある
GEAR MISSIONには3つのタイプがありますので用途で使い分けることが出来ます。
僕はキャンプでも使おうと考えているのですが、普段は家の14畳程のリビングに置くことを想定しています。
部屋の広さからすると少し暖房能力が不安ですが、ROUND TYPEだと暑すぎてしまう可能性大のためレインボーストーブ(RR-GE25)を選びました。
TYPE | RAINBOW | ROUND | RADIANT |
特徴 | 7色の炎がガラスに写りこむ対流型石油ストーブ | 寒いところでも使える高暖房能力の石油ストーブ | 壁際にも置ける前方向が暖かい反射型ストーブ |
特別限定モデルのタフな仕様
GEAR MISSIONシリーズはガードに横線材を追加してタフさを向上、さらにボディのネジを樹脂ネジにしてメンテナンス性を向上させた特別モデル仕様で、無骨な演出がされていてカッコイイですね。
色はオリーブとコヨーテブラウンの2色があります。
RAINBOW TYPE(RR-GE25)
ストーブの炎がガラスに7色に映り込む「レインボーストーブ」のGEAR MISSION版です。
白熱球40Wほどの明るさがあるため照明にもなり、炎を直接眺めることもできるといった特徴を持つ人気の商品です。
転倒してもタンクの灯油がすべてこぼれない「2重タンク構造」でライター要らずで放電で着火する「電子点火」も搭載されています。
暖房目安 | コンクリート(集合):9畳、木造(戸建):7畳 |
タンク容量 | 4.9L |
重さ | 6.2kg |
燃焼時間 | 20.2~40.2h |
サイズ | 高さ474.5×幅388×奥行388mm |
ROUND TYPE(KS-GE67)
通常の石油ストーブの2~3台分の暖房出力を持つ対流型石油ストーブです。
ボディがホウロウなので全周に遠赤外線を放射して空間を暖めます。
芯が摩耗しても火力を回復できる「でるでる芯」、ストーブが転倒してもタンク内の灯油がすべてこぼれない「2重タンク構造」、放電で着火する「電子点火」など機能が充実しています。
暖房目安 | コンクリート(集合):24畳、木造(戸建):17畳 |
タンク容量 | 6.3L |
重さ | 11.0kg |
燃焼時間 | 9.7h |
サイズ | 高さ583×幅482×奥行482mm |
RADIANT TYPE(RS-GE23)
対流型と異なり熱を前方向に反射する反射板を搭載した石油ストーブです。
後ろ方向には熱が放射されないため使う場所が限定されず、様々な場所に置きやすく使い勝手が良いのが特徴です。
形状がスクエア型ですので収納しやすく持ち運びもしやすいです。
放電で着火する「電子点火」も標準装備されています。
暖房目安 | コンクリート(集合):8畳、木造(戸建):6畳 |
タンク容量 | 3.6L |
重さ | 6.6kg |
燃焼時間 | 16.4~19.4h |
サイズ | 高さ446×幅422×奥行330mm |
GEAR MISSION(RR-GE25)のデメリット
人気で売り切れてしまう
購入タイミングを逃すと売り切れてしまう可能性大です。
実際にストーブを使う冬の時期に手に入れることは厳しいため、毎年トヨトミがその年の製品を販売する夏の時期に合わせて買ってしまうのが良いと思います。
傘も雨の日ではなく、晴れの日に買うと良いと言いますからね。
購入時期を見極める必要がある製品です。
暖かい熱が上にいってしまう
反射板があるRADIANTタイプとホウロウのROUNDタイプは前にも暖かい空気がいきますが、レインボーストーブはほぼ全て上にいってしまいます。
対流式のストーブですので、暖まった熱はストーブの上部から出ていき部屋の空間全体の温度をゆったり上げていく仕組みになります。
ストーブの周囲はあまり暖かくならず、天井が高い場所だとちょっと不向きな面もあります。
必要に応じてストーブファンを使うと良いかも知れません。
明るすぎる場合もあり
キャンプではこのレインボーの明かりがランタンとしても使えて便利なのですが、約40Wの明るさがありますので、室内では時と場合によっては明るすぎると感じることもあるかも知れません。
GEAR MISSION(RR-GE25)のメリット
燃費が良い
冬の寒い時期にストーブの石油を入れる行為はとても億劫なものです。
燃費が良いストーブはそれだけで選ぶ理由になります。GEAR MISSIONのレインボータイプは約5リットルのタンクで20時間以上の燃焼時間になります。
石油ストーブを扱う各社の製品を調べましたが、これだけ燃費の良いストーブはなかったと思います。
安心して使える
石油ストーブを販売する会社は多くはなく限られますね。
最近は海外の製品も入ってきていますが、長い歴史に裏打ちされていて、かつ日本企業のストーブはやはり安心できます。
エアコンなどと違い、直接火を扱うことになりますので、信頼できる会社の製品で安心できることはとても重要なポイントです。
所有欲を満たすデザイン
デザインだけで選ぶならアラジンストーブなのですが、アラジンは燃費はあまり良くなく着火にコツが必要なことなど、ある意味趣味性の高いストーブだと思います。
僕だけなら有りなのですが、家族が扱うとなるとどうしても操作性の良いトヨトミに軍配が上がってしまいます。
そん中でGEAR MISSIONはデザインも秀逸で僕の所有欲も満たしてくれる満足できる製品です。
GEAR MISSION(RR-GE25)のまとめ
昨年の冬に愛犬とのキャンプで使える石油ストーブが欲しくなり、その候補に上がったのがアラジンストーブとトヨトミストーブでした。
随分昔からアラジンストーブのクラシカルなフォルムとブルーの炎に魅力を感じていたので、いよいよ買おうかとネットで検索したのですが、見事に売り切れていたのです。
たまに見つけても高騰している状況でした。
トヨトミストーブはレインボーストーブが良さそうだと情報を収集したのですが、日本製ということもあり使い勝手の良さと安心感、そして燃費の良さが浮き彫りになってきたのです。
年に数度のキャンプよりも利用頻度の高い家の中での維持を考えると、アラジンよりレインボーの方が良いかと決心したのですが、こちらも売り切れていました。
人気のあるストーブは冬ではなく新製品が販売される時期に買うものだと実感して、暑い夏の季節に晴れてGEAR MISSIONを手に入れることが出来ました。
購入したのは発売当日だったのですが、買った瞬間に売れ切れになるという本当ギリギリのタイミングで手に入れることが出来ました。
エアコンやファンヒーターなどと違う石油ストーブの最大の魅力は「炎」だと思っています。家の中で火遊びができるギアなんてそうそう無いですからね。
ストーブの炎を見ながらまったりお酒を飲むという冬の楽しみが出来てとても満足しています。
もしも人気ストーブの購入を検討されているなら、冬ではなく夏に購入するのが良いと思います。
実際に使いたい季節には既に売り切れている可能性大ですからね。